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うたうのは水を飲むのと同じこと。

えがく事は食べるのと同じ事。

街並の向こうに沈む夕焼け。

風景を見て、世界の美しさに心動かされるは呼吸(いき)をするのと同じ事。



君の好きな光溢れる昼間が終わって。

君の好きな黄金色の雲も見えなくなると、

君はますます辛くなる。



声が、

うたがもう出てこないのだ。

あんなに大好きでいつもひとりきりの時
様々に唄っていた、唄「うた」に、詩「うた」

声を返して。うたを。
何処に向かってか誰に向かってか
叫んでいた心も、もう叫ばない。

(ああ心はこうやって死んで行くのかと
ふと分析する)





けれどわずか残っている勇気を振り絞って
全壊の力を出して。

首をあげ、こうべを上げまた空を見上げると



星ぼしのちいさな光が見えるのだ。


まち明りに消され、街灯の明りに消され、

もう目をこらさないと見えないほどの

星の光。




君は思う。


「かきけされそうに薄くても、どんなに小さな光でも

光に向かって、唄えばいいのだ。


今まで、ずっとそうしてきたように」



君は君。誰にも、もうなるなんて出来る訳がない。

只、又光の方に向かって小さくうたいはじめるといいんだよ。




ああ星ぼしはやはりちゃんと巡っていたのだと


君が又分かる


光あふれるその朝まで。










2011.10.25 Tue l つれづれなるままに l top
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