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体も心も疲れ果てて棒のように寝転がって
一本の指さえ動かせないで、
何の感情も沸いて来ない心で
ああ、もう心は死んでしまったのかと恐怖の感情も沸いて来ないのだけど。

夕方保育園から帰って来た君達の前でもうそうするしかいないでいると
(ごめんね、とか家の中は明るく、子供達はいつも安心させていたいと思う信念も
もう疲れ果ててしまって動かないのだ。
おかしいな、料理は得意で・・趣味だった筈なのに、料理をする事は
私にとって幸せな事だった筈なんだけど)


このあいだ、つい一本の蝋燭を立てて生まれた日をお祝いした君が

「アー!」と、格闘していたお気に入りのおもちゃとの遊びをやめて、
ぺたぺたと軽い手音をたててハイハイしてこちらにやって来る。

いつものようにわたしに抱きついて、それから目が合うとにっこりと笑って
「ンマンマンマ・・」
と食事の催促をして。

その温かさとやわらかさに又急に感情が戻って来て。
世界に色が又戻って来る
何て、いい匂いなんだろう、赤ちゃんの匂い。
頼って抱きしめられる、母親にしか味わえないこの幸福感。



ああ、私、しっかりしないと。

もう何千回繰り返しているだろう、この言葉。

様々なシーンで、様々な思いで。
でも不思議と不快でもなくあきたりもしないのだ。


又立ち上がり、待っててね、と、
1歳児用とそれから普通の夕食を作り始める。

3歳半の長男は「ママ、ぐあいわるいの?ボク、おちゃわんあらってあげようか?」
と、いつもやんちゃばかりなのにもう気遣いを見せていて、

私は慌てて「大丈夫だよ!ママ、夜中沢山起きて弟君のミルク飲ませたから眠くて寝てたの。」
と、大嘘をつきながらエプロンをつける。
そして又いつものように元気にカエルの歌をふざけて歌ったり、
出来るだけの家事を始める。

とたんに笑い出して、又嬉しそうになる子供達。

舞茸を刻み、サトイモの皮をむき。









ママは絶対に忘れない。



そのうち大きくなって、もしかしたら口もきいてくれなくなったりして。
そうして、自分の道を求めて去っていかなきゃいけない君達が



ママにくれたたくさん、沢山の力。
それから沢山のしあわせについて。

2011.10.26 Wed l 写真と文 l コメント (0) l top

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