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sora



筑波の峰が呼んでいる。

「さあ、またあの頂上まで登ろう」

筑波の峰が呼んでいる。

「さあ、また靴を履いて汗を流そう」


出来ないのだ。

出来ないのだ。


山の呼び声に耳をふさいでも。

呼び声は止まらず。
病も治らず。


それじゃあ心で登ろうと。

昔かたぎに山道のぼり、息を弾ませ。
  (心はそれは自由ゆえ。辛い体で風にもなれ花にもなれ)

けれどああ私は人でいたい。
人でいたいがゆえ峰の呼び声は止まらない。

痛みと思いがけないこの体は。
理性も心もうばい去る。
  (人である限り逃れようの無い峰のこえ)

けれど長く寝たままの心に。

よりいっそう美しいだろうか。

登れない丘の渡る風は。


より高く遠く光るだろうか。


高き峰から見ゆる空は。








                      2005年 5月 記





2007.01.23 Tue l 写真と文 l コメント (0) l top

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