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晴れた秋の空のいわし雲の連なるを


遠く遠く飛行機が、飛んでゆく。


その空に
涙があふれそうになる。





2011.10.25 Tue l つれづれなるままに l コメント (0) l top

うたうのは水を飲むのと同じこと。

えがく事は食べるのと同じ事。

街並の向こうに沈む夕焼け。

風景を見て、世界の美しさに心動かされるは呼吸(いき)をするのと同じ事。



君の好きな光溢れる昼間が終わって。

君の好きな黄金色の雲も見えなくなると、

君はますます辛くなる。



声が、

うたがもう出てこないのだ。

あんなに大好きでいつもひとりきりの時
様々に唄っていた、唄「うた」に、詩「うた」

声を返して。うたを。
何処に向かってか誰に向かってか
叫んでいた心も、もう叫ばない。

(ああ心はこうやって死んで行くのかと
ふと分析する)





けれどわずか残っている勇気を振り絞って
全壊の力を出して。

首をあげ、こうべを上げまた空を見上げると



星ぼしのちいさな光が見えるのだ。


まち明りに消され、街灯の明りに消され、

もう目をこらさないと見えないほどの

星の光。




君は思う。


「かきけされそうに薄くても、どんなに小さな光でも

光に向かって、唄えばいいのだ。


今まで、ずっとそうしてきたように」



君は君。誰にも、もうなるなんて出来る訳がない。

只、又光の方に向かって小さくうたいはじめるといいんだよ。




ああ星ぼしはやはりちゃんと巡っていたのだと


君が又分かる


光あふれるその朝まで。










2011.10.25 Tue l つれづれなるままに l top
わたしは空色をした スズメ鯛になりたい。

空のいろをした、ああもう小さな魚になりたいのだ。


そうして海の中を自由に泳いで。

そう、自由に、 自由に泳いで。

ありのままで。わたしのままで。

(海から見上げた水面はどんなにか、 ねえ 美しいことだろうねえ)



そうして海に還ってゆき。



わたしはそらの色をした。

ああもう小さな魚になりたいのだ。









ソライロスズメダイ

photo by adieu*hamletさん




2011.10.18 Tue l 写真と文 l コメント (0) l top
星空のカレンダーを君が仕事場から持ってきた。

四月には桜の向こうに星空、
五月にはりょうけん座の銀河の写真がメインの、星のカレンダー。

星やら桜やらが大好きな私は嬉しくなって、居間に早速そのカレンダーを貼って毎日の予定を書き込む。

ソファーに横になると、ふと、丁度その星空の写真は目に入る位置にあるのだ。

子供達は可愛くて騒がしくて息もつけないような、そんな喧騒の部屋。
かたしたくてもあとからあとからしなくてはならないことが多すぎて、
ああ、もう何ヶ月何年まともに眠っていないだろう。
ああ、もう横にごろりとごろごろするしかないと。

すると、そのカレンダーが目に入る。
騒々しすぎる喧騒の中でそこだけが無音で、
その場所だけがいつも変わらず知らん振りで美しいのだ。

私はそのカレンダーをその位置から眺める機会が多くなった。
そして、とても落ち着いた、何処かへ還りたくなるような不思議な気持ちになるのだった。

カレンダーがうちに来て、どれくらい経っただろう。
子供達はもう保育園に送って行った後だっただろうか。
朝、ゆっくりと支度を終え仕事に向かおうとする君に聞いてみた。


「ねえ、この星の写真のカレンダーいいねえ、すごく。見てるとこう、なんてゆうか」

「うん」

「うん、そう懐かしいような気持ちになるんだよね」

「懐かしい?」

現実的な君が確かそんな感じで返したので、私は照れくさくなって
「あ、うん要するに詩的な表現で言うとね」
と、照れ笑いしながら付け加える。

「そうだね、人は星から生まれたからね」

神様も信じない、詩的な表現もした事もない君がそう言ったので
いつもの冗談かと思って、私は、あはは、と笑った。
すると、それはいつもの冗談ではなかったようで。

「皆、星から生まれたんだよ。ビックバンで。
星と人はもともと同じ所から生まれたんだ」




そうだ、私たちは星から生まれたんだ。
チリが集まり星が出来て生物が生まれ。

星空を見ると懐かしいような気持ちになるのは
私たち、もともと星から生まれたからなんだね。


あんな、えもいえぬ広く遠い
美しい星ぼしから。





nagarebosi
photo by sajitariusu



2011.05.11 Wed l 日記をかねた身辺雑記 l コメント (0) l top
春はやってくる。

星はめぐり、巡り巡って、時間は過ぎてゆくよ。


ああ、それだけが救いだなんて。


人生の皮肉と、苦難はあまりにも予想出来ないことが多すぎて。


これ以上頑張ることなんてもう無理だよって、
いつもいつも思ってる。



でもいつも、こんな時でも子供達の笑顔は無垢すぎて。



ああ、神様お願いです。
私は無宗教だし普段お祈りなどした事もないのだけど、
どうかお願いです。

すべての子供達の笑顔が損なわれる事がありませんように。
すべての子供達の笑顔が損なわれる事がありませんように。

雨が降って来るあの空の素晴しさを。
水平線の夢のようなきらめき、あの海の暖かさを。
どうか、子供達に又見える日が。
どうかどうか来ますように。



「きぼう」という、未来に。




DSC_1590.jpg

2011.04.14 Thu l 写真と文 l top
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